「夢で見たあの子のために」 第8話 感想

先日「夢で見たあの子のために」 第8話を読みました。

以下ネタバレ注意

感想

前回、本職の「板倉」君に拉致されたカツアゲグループの仲間を解放するため、何年もかけてため込んだ400万円を板倉に奪われた千里。

相手は「本職」の人たちなので、高校生の千里や仲間のチンピラたちがやり合ってかなう相手ではない。
前回の最後に、千里は板倉君の送迎に来ているボディーガードの黒服が乗っている車を高校の校門の近くで見つけていました。

暴力で金を奪われた直後ですが、千里は臆することなく車に乗り込み板倉君の家の組織の黒服と接触しました。

板倉がなぜ大金を必要としていたのか、恐らくギャンブルで借金していたのだろうと予想していた千里は、黒服とうまく交渉し、板倉が金を借りていた金貸しの会社の情報を引き出しました。

板倉が借金した会社を知ってどうするのかな? と思いましたが、

そういえば、第4話で「火の男」も金貸しの組織の男たちに追われていました。

闇金か高利貸しに追われていた「火の男」ですから、金貸しの会社に接近すれば「火の男」について何らかの情報が手に入る可能性は高いでしょうかね。

取り立て屋に追われているぐらいだから、闇社会のブラックリストに載っているだろうし、金貸しのネットワークから情報を引き出すことができれば、「火の男」に迫る手掛かりが得られそうですね。

犯人は腕に、「火」の字の傷があり、かなり目立つ特徴なので割と手掛かりがつかみやすそうだと思いますし。

犯人は闇社会に繋がりがある人間のようなので、千里自身が闇社会の人間に接触していけば、それが犯人の行方に迫る近道になるということでしょうか。

あと、今回恵南の回想シーンで、千里がよく鏡の前で「一人ジャンケン」をしている理由も語られていました。

事件後、児童養護施設「もみじ園」に入所した千里は、時には一晩中鏡に向かい「チョキ」を出したまま一人ジャンケンをしていました。(そのため職員が園内の鏡を撤去した)。

あるとき恵南が一人ジャンケンをしている理由を聞いてみると、意外とあっさりとその理由を教えてくれたとのこと。

千里
「かがみを見ると、一登にあった気がするんだ。

あの日・・・チョキを出して、オレがかてばよかった

ずーっとやってたら、そのうち一登がパーを出すような気がしたんだ

次に一登とジャンケンしたら、オレがチョキで勝つんだ」

事件があった日、いつもやっていたジャンケンの勝ち負けで双子の運命が分かれてしまいました。

ジャンケンで負けたために、一登が殺され、自分だけ生き残り、犯人への「復讐」に取りつかれている千里ですが・・・。
千里が犯人への「復讐」から解放されるには、犯人を殺す以外に道は無いんでしょうかね。

一人ジャンケンの理由を恵南が聞いたら千里は「意外にもあっさり答えてくれた」とのこと。

犯人への「復讐」で頭の中がガチガチかと思いきや、意外と千里の心にはまだ他者が入り込む余地があるのかな、という印象もなくはないんですが・・・。
前回は、仲間の「瀬島」を解放するために、大事な復讐のための資金を手放していたし。

犯人への「復讐」のために、さらに闇社会へと足を踏み入れつつある千里ですが、はたして「復讐」の行方が今後どうなるのか。
「復讐」以外の道はないものかなとも思うのですが、どうなるんでしょうかね。
引き続き今後の展開も楽しみです。







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする