「夢で見たあの子のために」 第15話 感想

先日「夢で見たあの子のために」 第15話を読みました。

以下ネタバレ注意

前回までで、13年途絶えていた双子間の「視覚共有」が再び起きるようになり、死んだと思っていた双子の兄「一登」が生きていたことが分かりました。

しかし一登が生きていたのはいいけど、一登は「殺し屋」と呼ばれる存在になっており、闇社会の人間から命を狙われる状況になっていました。

今回千里は、一登とコンタクトを取るため意図的に「視覚共有」を起こし、こちらの居場所を一登に伝えようとしていました。

悪友3人組に頼んで自分を襲撃してもらい(殴らせて)、痛みによる「視覚共有」を起こすことで、いつもたまり場にしている店「楼蘭(ローラン)」を一登に伝えようとしていました。

幼い頃は痛みを感じることで双子間で「視覚共有」が起きていたので、これで千里がいる場所が一登に伝わったはず。
念のためなのか3人組に頼んで、かなりこっぴどく殴られヨレヨレになっていましたが・・・

しかし、痛みがきっかけで「視覚共有」が起きるのであれば、空白の13年間にも「視覚共有」は起きていたと思うのですが、なぜ双子間の感覚共有がこれまでずっと不通状態になっていたのか。

前回までの2回の「視覚共有」の時は千里が眠りかけてウトウトしているときに「視覚共有」が起きていたみたいだし、もしかすると「視覚共有」が起きる条件が幼い頃とは少し変わってきている可能性もあるのかも?

3人組に殴らせて一登にメッセージを伝えようとしていた千里でしたが、果たして今回の方法で「視覚共有」は起きたのか・・・?

千里:
・・・一登、俺は視えてたぜ

お前にも・・・視えただろ? 楼蘭(ここ)に来てくれ・・・!

俺はどうしてもお前に会わなくちゃいけない・・・

会ってお前を止めなくちゃいけない

「火の男」(あいつ)だろ? お前の人生壊したのは!

優しかったお前を「殺し屋」に育てたのは!

お前が生きていると知った時は嬉しかった・・・

けど・・・一登

優しかったあの頃の心をお前はまだ持っているか?

「あの時」のお前の優しさがなければ 「殺し屋」になってたのは俺だったんだ

一登・・・俺が「火の男」(あいつ)を消し去ってやる

お前の今の現実を今度は俺がぶっ壊してやる・・・!

視えてたろ? 俺を忘れてないだろ?

一登! ここに来い

幼い頃、双子の父親は酒が入ると家族に暴力を振るっていましたが、優しかった兄の一登は千里を守るため、よく父親に殴られる役を自分が引き受けていました。

13年前の事件があった夜も、一登が父親に殴られる役を引き受けたために一登は「火の男」に連れ去られ、双子の運命が分かれてしまいました。

一登の優しさや、千里がジャンケンで負けたことによって、双子の運命が大きく分かれてしまった。

一登が殺されたと思ってから、それ以降は「火の男」への復讐しか目指すものが無く、「火の男」を殺すことが人生の終着点だと思っていた千里ですが、一登が生きていることを知ってからは、復讐はとりあえず一旦保留というか、まずは一登と再会することが最優先の目的になっているようです。

悪友3人組に自分を殴らせ、「視覚共有」で一登にメッセージを送った千里でしたが、
3人組に殴らせたすぐ後、たまり場の店「楼蘭」にやってきたのは、一登ではなく、一登を追う闇社会の人間らしき覆面を被って武装した5人組の男達でした。

なぜ一登の追っ手が千里のいる「楼蘭」に来たのか?
(百宮金融と繋がりのある「板倉」君からの情報で来た人たちとか?)。

一登と再会することはできるのか、千里と一登の双子の関係性がどうなるのか。

引き続き今後の展開が楽しみです。






シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする