「夢で見たあの子のために」 第17話 感想

先日「夢で見たあの子のために」 第17話を読みました。

以下ネタバレ注意

前回までの話で、「視覚共有」によって一登にメッセージを送ることに失敗した千里は若手の刑事「若園」に連絡を取っていました。
少し前から再び視覚共有が起きるようになり、一登が見たものが千里に「視える」ようになったのですが、どうやら今のところ一方通行で、千里から一登への視覚共有は起きていないようです。

前回登場した刑事の「若園」は「火の男」を追っており、刑事なのに「命令も法律も建前」と千里に話していました。
警察より先に一登や「火の男」を探し出さなければならないので、警察に協力するつもりがなかった千里でしたが、「命令も法律も建前」と話していた若園に対して、「俺が見てきた警察官とは全く違うにおいがする奴」という印象を持ったらしく、とりあえず会って話をすることにしました。
(若園が利用できるか判断するため恵南にも一緒に来てもらった)。

若園:
「視える」・・・か。理屈は分からないけど・・・僕は信じるよ。
君達の力を僕に貸してくれ!

千里:
俺はあんたの情報が欲しい。けどあんたを信じ切る事は出来ねえと思うぜ

若園:
・・・それでも上手くやれると思うんだ。僕らは似た者同士だからさ

恵南:
あんたと千里が? 全然似たトコなんて無いじゃん

若園:
違うよエナちゃん「僕ら三人」がさ
千里君とは入れ替わりだったけど、僕もほんの3か月くらい「もみじ園」で暮らしていたよ・・・
僕らは兄妹だ。だから仕事のことは忘れて話すよ

恵南を連れて喫茶店で若園と話す千里。
千里の信用を得るため、質問には何でも答えるという若園に、昨夜川崎で起きた火災について千里は質問していました。

まだニュースになっていない川崎での火災や発見された焼死体について、「視覚共有」によって一登が見たものが「視える」と話す千里に驚く若園でしたが・・・千里の話を疑うことなく「信じるよ」と言っていました。

若園:
「火の男」の捜索は警察も手を焼いている。全てが謎の男なんだ。何しろ顔写真一枚手に入れられていない
だが千里君「ヒント」は君が持っている。僕も君に情報を与えられる
僕と・・・手を組もう。君も同じなのは判っている
僕も・・・どうしても「火の男」を見つけ出したいんだ
何故なら・・・僕の人生の目標はたったひとつ・・・
警察官だった親父を殺した・・・
「火の男」をこの手で殺すことだ

前回から登場した若園ですが、警官だった親父を「火の男」に殺された過去があり、さらに千里や恵南と同じ「もみじ園」で暮らしていたことがあると話していました。

前回登場した時は何が目的なのか不明で怪しい印象だった若園ですが、何と、「火の男」を追っている目的が千里と同じ「復讐」(=「火の男」を殺すこと)でした・・・

しかも子供の頃3か月ほどですが「もみじ園」で暮らしており「似た者同士」「僕らは兄妹だ」と千里と恵南に言っていました。

「火の男」への「復讐」が目的ですが警察官(刑事)になったのは、その方が立場的にも情報を得るのにも有利だからなんでしょうかね。

もし若園が言っていることが本当なら、目的も一致しているし千里にとってかなり役に立つ人間になりそうですが・・・

前回登場した時は変な柄の服を着ていて自宅で銃弾を密造していたりと、胡散臭い印象がかなり強かったですが・・・果たして本当に信用できる人間なのか・・・?(今回は割と普通の服を着ていた)。

父親が殺されたことによる「復讐」の動機も千里と近いものがありますが、父親が殺されたことでそこまで執念深く復讐を果たそうとするところが若干過剰(異常?)なものがあるような気がしないでもない。

若園が本当に信用できるのかまだこれから次第という感じがしますが、かなり重要な役割を果たしそうなキャラクターが登場したことで今後どんな展開になっていくのか、引き続き楽しみです。




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