「夢で見たあの子のために」 第24話 感想

先日「夢で見たあの子のために」 第24話を読みました。

以下ネタバレ注意











前回、金貸しの男「金海」(スタンガンの男)が殺害されている場面がラストの引きになっていました。

腹と喉をナイフで裂かれスタンガンを右手に握ったまま仰向けに倒れている死体の側には、一登が書いたらしき「A(鉄塔)」のマークが残されていました。

金海は愛用しているスタンガンの威力にかなり自信を持っていたようですが、一登には通用しなかったらしくスタンガンを振りかざすようなポーズのまま惨殺されていた。

死体を発見したのは、前回久々に登場した「加東」(ピスタチオの男)。

ピスタチオの男は現場に残されていた「A(鉄塔)」のマークを警察に見つからないように持ち去っていたようなので(?)、一登・「火の男」と仕事上の繋がり(利害関係)がありそうな雰囲気。


また、修善寺から帰ってきた恵南は、千里の祖父から千里の「父親」の実家について聞き出していました。

・千里の父親の名前は「勇士」
・北関東のとある山あいの町の大金持ちの御曹司だった
・しかし実家は(結婚する頃には)没落して家族も離散していた
・「ひとりっ子」の勇士は天涯孤独の身になっていた
・千里の母(光恵)は当時その町の音楽科の高校に通うため叔母の家に下宿していた


修善寺のアジトに残されていた写真(母親が高校生の頃の写真)に写っていたのはどうやら「父親(勇士)」の実家があった町だったようです。

また、祖父によると父親は「ひとりっ子」だったとのこと。
「火の男」と「父親」は顔が瓜二つで双子の兄弟のはずですがなぜ「ひとりっ子」ということになっていたのか。
(父親が祖父にそう話しただけなのか、「火の男」だけ養子に出されたとか事情があったのか)


恵南:
おじいちゃん! あたしは千里と一登君は会うべきだと思ってる

祖父:
・・・わしも成長した一登に会ってみたいと思うし 気持ちはわかる
だが同時に 殺人者とそれを憎む者が会う・・・という事でもあるぞ
わしは・・・賛成できん

恵南:
・・・おじいちゃんの考えが正しいと思うよ・・・
何より千里の事を考えたら 絶対それが心配になるもん
でもね・・・ あたしには見える気がするんだ
ぼんやりだけど・・・ 千里の明るい未来
ずっと思い続けてる一登君を捜す事が
その第一歩だって あたしは信じてるんだ



祖父はこれまでずっと事件の事は忘れて千里に平穏に暮らしてもらいたいと思っていたようで、まだ千里が犯人(「火の男」)と出会うことに賛成できないようですが・・・
恵南は一登を捜すことが千里が明るい未来に向かうための第一歩になると思っているようです。
(一登が生きていることが分かって事情が変わったこともありますが)

幼い頃、自分の半身のような大事な存在(双子の片割れ)を奪われ犯人への復讐だけが人生のゴールだと思って生きてきた千里。
しかし死んだと思っていた一登が生きていたことが分かって再び会えるかもしれないという希望が見えてきました。

しかし一登は火の男に育てられ「殺し屋」になっており、人生を大きく狂わされてしまった・・・


今回ラストに覆面を被った男(通称マスクマン)が殺害され死体で発見されていました。

その死体の第一発見者で「A(鉄塔)」のカードを持っていたのは千里で、重要参考人として警察署に身柄を押さえられていました。

マスクマンを殺したのは一登なのか、なぜ千里が第一発見者になったのか。
謎が多く気になるラストの引きになっており、引き続き今後の展開が楽しみです。
(しかし次号は休載なので、次は10月から)







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