「夢で見たあの子のために」 第43話 感想

先日「夢で見たあの子のために」 第43話を読みました。

以下ネタバレ注意












前回までの話で、「火の男」の新たな相棒になった刑事の若園でしたが、「火の男」の相棒になった後も「模倣犯」だった時と同じく犯行現場に「A」マークを残し続けていました。
そんな若園の前に姿を現した一登に対し、若園は僕と一緒に「火の男」を殺さないか?と言っていました。

若園:
僕が欲しいのは殺すアシストだ・・・ トドメは僕が刺す

一登:
壊れてんのは「家庭」じゃなくてお前だろ


「火の男」の新たな相棒になった若園でしたが、「火の男」への復讐を諦めたわけではなく「火の男」の相棒として腕を磨きながら復讐の機会を待つ作戦だったようです。しかし自分一人で「火の男」に挑んでも実力不足で勝ち目がないため、「火の男」と敵対関係になっている一登にアプローチをかけ共同で「火の男」を倒す取引を持ち掛けていました。


一登:
カン違いすんな お前はどうか知らないけど
俺にはお前なんか必要ない
それに・・・お前の復讐を邪魔する権利もない 勝手にやれよ
ただし俺の「家族」に手ェ出したら 「火の男」より先にお前に消えてもらうよ


勝手に犯行を模倣して「A」マークを「火の男」と接触するために利用してきた若園ですから一登としては若園に敵意や不快感を持っているはずですが、若園はさらに踏み込んで一登に取引を持ち掛け「僕が欲しいのは殺すアシストだ・・・ トドメは僕が刺す」と話していました。

どことなく上から目線で一登に対等な取り引きを持ち掛ける若園でしたが・・・一瞬で首筋にナイフを突き付けてくる一登の動きに全く反応することができず「対等な取引とかありえないだろ」「俺にはお前なんか必要ない」と言われて一登と共同で「火の男」を倒す取引に失敗していました。



恵南:
マサ兄! お父さんに見られて恥ずかしいような事・・・・・・してない!?

若園:
何それ? してない




恵南:
あたしはマサ兄の何を見てたんだろう?
マサ兄の何を知ってたんだろう?
何も見てなかった・・・ 何も知らなかった・・・
マサ兄が昔のマサ兄じゃなくなっている事にも気づけなかった・・・
全然・・・ダメだ 全然・・・足りてなかったよ・・・



若園と話をするためにその場に居合わせた恵南に問い詰められる若園でしたが・・・
恵南の真剣な問いかけに対しても、もはや心が動かされることもないのか平然と嘘をついていました。

恵南の記憶では「もみじ園」にいた頃の昔の若園は子供たちにとって優しいお兄さんで恵南にとってお手本のような存在だったようなのですが・・・現在では「復讐」という目的を果たすためなら手段を選ばず、「模倣犯」や「火の男」の相棒として殺人まで犯す犯罪者になってしまいました。

かつては警察官だった父親を尊敬して憧れていて、父親が殺された後も「もみじ園」にいた頃は優しいお兄さんだった若園がどこで道を外れてしまったのか。

まともな方法では「火の男」に接触することもできず勝つこともできないのかもしれませんが・・・

自力では「火の男」に勝ち目がない若園ですが一登の協力を得ることにも失敗してまだ打つ手はあるのか。

一方では一登も「火の男」と決着をつけるために動き出しているようだし。
「火の男」を倒すという目的は同じ若園と一登でしたが、それぞれどんな決着をつけることになるのか・・・
引き続き今後の展開が楽しみです。






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