「夢で見たあの子のために」 第37話 感想

先日「夢で見たあの子のために」 第37話を読みました。

以下ネタバレ注意











前回までの話で、一登が15~16歳ごろ隣の部屋に住んでいた里子さんと知り合い、里子さんと仲良くなっていた一登でしたが、犯罪グループの一員だった里子さんは一登が仕事でしばらく部屋を留守にしている間に姿を消しそのまま行方不明になっていました。

急に姿を消した里子さんでしたので犯罪組織から逃げることができたのか(それとも消されたのか)気になるところでしたが、里子さんが急に姿を消した理由は一登との間にできたお腹の子を守るためだったようです(組織内のトラブルに巻き込まれた?)

今回一登と再会できた里子さんでしたが・・・一登の目の前で突然飛び出してきた男にナイフで刺されて殺されてしまいました。(しかも里子さんを殺したのは以前一登がトドメを刺さず見逃した男だった)

どうやら里子さんは誰かの罠にはめられて(?)組織の金を持ち逃げしたという疑いで追われていたようなのですが、よりによって一登の目の前で里子さんを刺殺したのが以前一登が見逃した男だったという、偶然にしてはいささか出来過ぎているような・・・(?)

以前一登は目の前で(逆上してトチ狂った父親に)母親を刺殺されていましたが、それとそっくり同じような場面が再び繰り返され目の前で里子さんを刺殺されてしまいました。

蓮士はそれとなく一登に「詐欺グループの女が金を持ち出して逃げたらしい」という話をしていましたが、その後陰でほくそ笑んでいるので、もしかするとまた裏で罠を仕掛けて一登を陥れようとしたんじゃないか(?)という感じもするのですが・・・

一登は里子さんが書き残していたメモに書いてあった宿を訪れそこで一登と里子さんの間にできた赤ん坊(名前は「万里」)と出会っていました。

しかし犯罪グループの一員だったために母親の里子さんは刺されてどぶの中で死んでしまったし、父親の一登も犯罪者で頭部の銃弾が原因でいつ命を失うか分からない状況。

もしかすると一登がAマークを残して千里にメッセージを送るようになったのは赤ん坊(「万里」)をもう一人の自分である双子の片割れの千里に託したいという思いがあったため(?)なんでしょうか。(一登としては千里に迷惑をかけたくないということもあってこれまで遠回しなメッセージになっていたのかもしれませんが・・・)

一登としては犯罪稼業から抜け出せずこれまで蓮士の手伝いで殺人を繰り返してきましたが、里子さんとの出会いや赤ん坊の「万里」など、守らなくてはならない存在のため(自分がいなくなった後を託すため)ついに1年ほど前から動き始めたという事になるんでしょうか。

蓮士も血縁者ですが赤ん坊の世話を蓮士に託したらまた犯罪者に育てようとするだろうし、悪循環を断ち切るためにも一登は蓮士と決着をつけることになるのか。

そろそろ物語の完結も近づいてきた感じがしてきましたが、引き続き今後の展開が楽しみです。





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