「夢で見たあの子のために」 第48話 感想

先日「夢で見たあの子のために」 第48話を読みました。

以下ネタバレ注意












千里:
恵南来るな 一登を追ってくる連中は「殺す為」に追ってくる
そいつらが俺に群がってくんだぞ


恵南:
百も承知だよそんなの でもついて行くよ
千里を見失いたくないから あたしは・・・足手まとい?


千里:
・・・いや そんな時は一度もなかった




千里:
駒津さんには悪いけど 今保護なんてされて身動き出来なくなるワケにはいかねえ・・・
ギリギリやれるトコまで若園を追ってやる それが一登に辿り着く道だ


恵南:
そういやさ・・・子供の頃にも思ったよね
「自由」と「危険(リスク)」ってセットなんだ・・・って
好きな所に行ける代わりに凄く怖かった

今も同じだ



前回までの話で、若園は「三ツ目(一登)」の情報をリークして、一登の本名や「三ツ目」本人の顔写真として双子の弟の千里の顔写真を流して大々的にネットやマスコミによって拡散させていました。

若園は「火の男」を殺すため一登に共同で「火の男」を倒す取引を持ち掛けていましたが、一登がその誘いに乗ってこなかったため、強硬手段として情報をリークし千里を巻き込むことで一登を誘い出す手段に出たようです。
(自分を囮にして一登を誘い出し、「火の男」と対決させる作戦のようですが・・・)

連続殺人犯として顔写真を拡散されたことで「三ツ目」を追う反社の強面たちやマスコミが実家に押し寄せ、「もみじ園」に身を隠していた千里でしたが、千里を保護するため「もみじ園」に来た駒津刑事を避けるため恵南と二人で「もみじ園」からも逃走していました。

「三ツ目」を殺すために来た悪人たちが群がる中、危険と隣り合わせの街に踏み出した千里と恵南ですが、若園の行方を追うことで一登に辿り着くことが出来るのか。

若園は自分を囮にして一登を呼び込むつもりのようなので、若園の次のアクションをキャッチできれば若園の行方を追う手掛かりが掴めるかもしれませんが・・・



一登:
どうかしてるのは俺も一緒だ
二人共 俺が始末する もっと早く・・・決断すべきだったんだ


医者:
・・・ワシゃな お前がどこかで足を洗って真っ当に生きる姿が見たかった・・・
それを蓮士がお前を「道具」として育ておった・・・


一登:
違うんだ先生 俺が・・・選んだ
おっさんの言う通りにしよう・・・って
自分で選んだんだ




一方で幼い頃、前頭部の怪我の治療をしてくれた医者の元にいた一登でしたが、千里の顔写真(あと赤ん坊の「万里」の存在を示唆するカード)を拡散させた若園と「火の男(蓮士)」の二人共始末する決心を固めたようです。

これまでずっと蓮士に従って強盗殺人の仕事を手伝い続けてきた一登でしたが・・・犯罪(殺人)を犯すことに気が進まないようでしたがそれでいてなぜこれまで蓮士に従い続けていたのか?

医者は「蓮士がお前を「道具」として育ておった・・・」と言っていましたが、それに対して一登は「自分で選んだんだ」と言っていました。

幼い頃から蓮士に洗脳されたような状態で殺人者に仕立て上げられたのかと思ったら、どうやらそれだけではなく、一登は蓮士のことを「父親」として認めていた、とのこと。

幼い頃一登は千里と木登りしていて落下し腕を骨折したのですが、その時抱き上げて病院に運んでくれたのが実は勇士(父親)ではなく蓮士だったらしく、その時の思い出が残っていたため、蓮士に連れ去られもう一度抱き上げられた時から蓮士を父親として認めるようになり、蓮士の仕事を手伝うことを「自分で選んだ」、と言っていました。

一登は蓮士を「おっさん」と呼んでいたので仕事上の相棒として距離を取っているのかと思いきや、実は一登は蓮士のことも「家族」(父親)として認めていたようです。(一登を連れ去り千里と引き離した蓮士でしたが、恨んでいたわけではなく一登にとって蓮士は「父親」として認めた存在だった)

蓮士を「父親」として認めていて「自分で選んだ」という一登ですが・・・結果からするとこれまでずっと蓮士にとって都合のいいように使われてきたことは確かだと思うのですが・・・

5歳の頃、勇士(父親)を殺した時はかなりショックを受けていた一登ですが、「もう一人の父親」である蓮士を殺すことを決断して、きっちり仕留めることが出来るのか。(単なる戦闘能力の優劣による戦いだけでなく、2度目の父親殺しという心理的ハードルも越えて勝たなくてはならないという事になるのか)

若園と蓮士の二人共始末するため一登も動き出すようですが、若園や蓮士それぞれの思惑もあるし、どのような決着をつけることになるのか。

引き続き今後の展開が楽しみです。







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